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データによるVALORANTプロ選手徹底解剖③DFM Meiy選手編【VALORANT×データ分析】

目次

はじめに

皆さんこんにちは、家系です。

今回は『データによるプロ選手徹底解剖』の第三回です。2024年よりリーグに参入した国内トップデュエリストの一人Detonation FocusMe Meiy選手を特集します。先日のT1戦で一躍世界に認められた選手となったMeiy選手の強さをデータから読み解きたいと思います。

Meiy選手が好きな人なら誰でも楽しめる内容になるよう書いたのでよければぜひ最後まで読んでみてください。

同じくVCT出場チームのZETA DIVISIONのLaz選手、Dep選手について特集した記事を書いているので良かったら併せて読んでみてください。

使用キャラに関する分析

まず初めに使用キャラ(エージェント)に関する分析です。今回は「得意なエージェント」と「チームの勝率が高いエージェント」の2つについてデータを見たいと思います。

得意エージェント

このグラフからはDPR以外の値はレイズが最も高く、ネオンはDPRが最も高いが、それ以外の値は最も低いことがわかります。このグラフから考えられることとしては、このグラフだけ見るとレイズが得意エージェントだと考えられます。特にKPRは0.99と非常に高いここ最近ではレイズのピックが多く調子が良いことからその影響ではないかと考えましたが、昔からレイズでのパフォーマンスは高かったようです。

下のグラフは縦軸にレイズ使用時のACSとレーティングをとったものです。横軸は使用時の日付を取っています。赤い線を見ると過去から現在にかけてほとんど動きがなく、このことから昔からレイズで高いパフォーマンスを出し続けていることがわかります。

チームの勝率が高いエージェント

次にMeiy選手の使用エージェント別のチームの勝率を分析します。

Meiy選手が使ったエージェント別のチームの勝率を見ると、全体的に高い勝率となっていることがわかります。これはある程度の使用回数を超えるエージェント(今回は一定期間内で5回以上使用したエージェントに絞っています)のみグラフにしていることも影響していますが、少なくとも一定回数以上使ったエージェントについては50%以上の勝率があるということがグラフから読み取れます。

マップに関する分析

最後にMeiy選手が得意としているマップをデータから紐解いてみたいと思います。

Meiy選手が得意・苦手なマップ

Meiy選手が得意なマップ、苦手なマップを横軸にマップ、縦軸にACSをとりグラフを作成しました。

サンセット、フラクチャー、ロータス、パールは試合数が少ないことから判断が難しいため今回は考えません。このグラフを見るとACSの観点からはスプリットが最も得意なマップと言えます。一方でACSが最も低いのはバインドでした。この2マップの間にはレイズの使用率に明確な差があり、スプリットでは62.5% (5/8)に対してバインドは9.1% (1/11)でした。この使用率の差が上のグラフの結果に繋がっていると考えられます。ちなみにバインドではスカイを多用しており使用率81.8% (9/11)と非常に高いです。スカイはMeiy選手が使う数少ないイニシエーターであることもあってこのグラフではACSが低くなっていると考えられます。

まとめ

今回はDetonation FocusMeからMeiy選手のデータを見て分析を行いました。VCTのインターバル中などのスキマ時にでも読んでもらえていれば嬉しいです。良かったらほかの記事も読んでみてください。それではまた次回。

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